私たちのSDG’sへの取り組みをご紹介します。

当社では、廃棄予定のパラグライダーを回収し、全国に再販売を行うという、アップサイクル活動に取り組んでいます。物の価値はその素材と作りだけではなく、取り組みの背景やコンセプト、デザインも大きな要素です。この価値観を元に生まれたのが「HOZUBAG」です。

当社の活動のきっかけは、京都の亀岡市にある保津川から始まりました。この川は自然豊かな環境を創出していますが、一方で、ゴミの問題が 深刻化しています。特にレジ袋が目立ちます。

この保津川は淀川へ合流し、最終的には大阪湾へと至ります。川を通じてどれほどのゴミが海へと流れ込むのか、その状況を改善するため、まずはゴミの原因を断つことから始めるべきです。

亀岡市では、レジ袋有料化を超えて、全面的なレジ袋の禁止に取り組んでいます。亀岡市が「プラスチックごみゼロ宣言」を行い、 レジ袋の有料販売や無料配布を禁止する条例を制定し、2021年1月1日に施行されました。

不要になった素材をリサイクルし、新たなバッグへと生まれ変わらせる

しかし、新たなエコバッグを新しい素材から作り出すと、結局ゴミが増えてしまうという問題が残ります。そこで、既に使われているが不要になった素材をリサイクルし、新たなバッグへと生まれ変わらせるという考え方が、私たちのサスティナブルな取り組みとなります。

しかし、新たなエコバッグを新しい素材から作り出すと、結局ゴミが増えてしまうという問題が残ります。そこで、既に使われているが不要になった素材をリサイクルし、新たなバッグへと生まれ変わらせるという考え方が、私たちのサスティナブルな取り組みとなります。

このプロジェクトを具現化するため、「HOZUBAG FACTORY」を設立し、クラウドファンディングで資金を集め、雇用を創出しました。

そして、商品のブランド力を生かすため、2001年に設立された「Theatre Products」が監修を行い、販売を担当します。Theatre Productsは 独自のブランドを活用して、オンラインや全国のロフトなどの販売チャンネルを展開しています。

「パラグライダーの生地」をリサイクルして、新たなバッグを作ります。飛ぶ役目を終えたパラグライダーは、その豊富な色彩と軽量性、耐久性から、バッグ作りに最適な素材となります。こうしたアイデアを元に、既に何千個のバッグが生産され、そのために20機以上の中古パラグライダーが必要でした。

また、各地のパラグライダースクールからも協力を得て、必要なパラグライダーを集めることができました。完成したバッグは「Theatre Products」ブランドの「HOZUBAG」シリーズとして、全国の店舗で販売されています。

現在、HOZUBAGはTheatre Productsのネットショップや全国のロフトで販売され、さらにはニューヨーク近代美術館(MOMA)の公式商品としても扱われることになりました。

現在、HOZUBAGはTheatre Productsのネットショップや全国のロフトで販売され、さらにはニューヨーク近代美術館(MOMA)の公式商品としても扱われることになりました。

この一連の取り組みはテレビ東京系列「ガイアの夜明け」で紹介されました。これからも私たちは、この活動を継続的に支えていきます。

この一連の取り組みはテレビ東京系列「ガイアの夜明け」で紹介されました。これからも私たちは、この活動を継続的に支えていきます。

私たちの取り組みにご共感いただけたら、古くなったグライダーやレスキューパラシュートを捨てず、私たちのところへお持ちください。